小さい団体が、たくさんあるのが良い。 [2024年12月24日(Tue)]
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非暴力の団体においては、重要なのは人格や魂の力です。だから、力に基づく団体とは反対に体格は二の次になるのです。 しかしながら、このような人々を見つけ出すのは簡単ではありません。それが、非暴力の団体は小さくなければ実効的な機能を果たせないということの理由です。 このような団体があちこちに散在し、例えば各村に一つずつあるようになれば良いと思います。その隊員は、お互いのことをよく知っている必要があるからです。 ・・・ 非暴力のボランティア団体についてのガンディーの話の続きです。 「大きな団体を効率的に運営するためには、その規律を保つための手段として物理的な力を用いなければならない」と彼は言っています。(1313)しかし、それでは非暴力の団体とは言えませんね。 非暴力の団体が一体どのようにして規律を保つのかと言いますと、それは物理的な力や恐怖によってではなく、人格によって、あるいは「魂の力」によってであると彼は断言しています。 しかし、そのような「魂の力」を把持している人は極めて少数なので、非暴力の団体は必然的に小規模なものにならざるを得ないと彼は言うのです。 また、各人の人格が重んじられる組織運営が可能になるためには、メンバーが互いのことをよく知っている必要がありますね。そういう意味でも、少人数であることが求められるのです。 そして・・・ |




