善良で誠実な男女。 [2024年12月17日(Tue)]
|
(1307)
8.もしこの運動が広がっていくならば、できれば常勤の職員のいることが望ましいのですが、絶対にいなければいけないというわけではありません。 理想を言えば、できるだけ多くの善良で誠実な男女がいると良いのですが、これは色々な人生経験を持ち、かつ周囲の人々と有効な関係を築くことが可能な時間を持てる人々、あるいは平和隊に求められる資格のある人々の中から有志を選抜できる時にだけ可能になります。 ・・・ ガンディーが構想する「平和隊」の隊員に求められる資格(1298)の第8項目です。 平和隊は、有給の公務員ではなく、有志による無償のボランティア活動です。それは、彼の「自治」の考えに基づいています。しかも、平和隊は基本的には地元の人々によって担われるべきだと彼は述べています。(1302)そうなると、人員の確保は大変難しくなるでしょうね。常勤のスタッフがいた方が良いのは当然だとしても、実際にはなかなか厳しいのではないでしょうか。そこで彼は、非常勤のスタッフでも良いと述べているのです。 また、「男女」と明示することによって男性も女性も平等にその任務に就くということが示唆されているのも注目に値します。 それにしても、ここに掲げられたような隊員になるための条件を満たす人を集めるのは大変でしょうね。 そして・・・ |




