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野心的な試みだと思われるだろうが・・・。 [2024年12月08日(Sun)]
(1298)
 これは、野心的な試みのように思われるかもしれません。また、たとえ試みたとしても失敗に終わり、それが達成不可能な目標であったことが証明されるだけかもしれません。
 しかし、もしも国民会議がこの非暴力の闘いにおいて成功を収めることができたとすれば、このような問題に平和的に対処する力もきっと高められているに違いありません。
 だから、いつか作られるであろう平和隊の隊員にはどんな資格が求められるかを理解しておきましょう。
 ・・・
                  


 ガンディーが提唱する「平和隊」についての話(1297)の続きです。
 それは、警察や軍隊の代わりに地域の治安維持に当たる組織です。無論、ガンディーのことですから、非暴力の理念に基づいてです。
 しかし、暴力を使って危害を加えて来る相手に対して非暴力によって本当に効果的な対処ができるのでしょうか? それについては、上に書かれているようにガンディーも決して楽観はしていません。
 しかし、この時インドは国民会議が中心となって非暴力不服従運動を展開していたのです。インドを支配していたイギリスは、しばしば暴力を使ってこれを弾圧しました。しかし、ガンディーに指導されたインドの民衆は暴力を用いないで、しかし徹底的に抵抗したのです。
 だから、この非暴力運動が成功を収めた暁には、きっと暴力に対して非暴力で対処する力も相当に高められているだろうと彼は言うのです。
 では、そのような「平和隊」の隊員に求められる資格とは・・・
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