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1日に3度より多くの食事をしてはいけない。 [2024年12月06日(Fri)]
(1296)
 次に、「人はどれだけの間隔で食べるべきか」について述べましょう。
 多くの人は、1日に2度の食事をしています。一般的には、午前中の早い時間帯、仕事に出かける前に朝食、真昼には昼食(ディナー)、そして夕方もしくはもっと遅い時間帯に夕食、1日にこの3度の食事をするのが通例とされています。
 それより多くの食事をする必要はありません。
 都市に住む人たちの中には、始終何かを少しずつ食べ続けている人がいます。これは有害な習慣です。消化器官には休息を与える必要があるのです。

               (「Key to Health」1960年) 
               


 食べ物に関するガンディーの話の続きです
 「人はどれだけの量を食べるべきか」という問題について、彼は一般的な回答を示しました。(1295)
 次は、「人はどれだけの間隔で食べるべきか」つまり、「1日に何度食事をするべきか」という問題です。これに関しては、1日に3食、それより多く食べるべきではないと明言されています。
 しかも、当時のインドでは1日のうちに2食しか食べない人が多かったそうです。これは、恐らく貧しかったからでしょう。それが望ましいとはガンディーも考えなかったようで、1日に3度の食事は彼も決して否定はしないのです。
 朝・昼・夕の3度の食事というのはごく普通の見解ですが、昼食をディナー(1日の中で主となる食事)と言っている所が注目されますね。
 これで、第25章(食べ物)は終わりです。
 次は・・・
 
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