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人が1日に食べるべき各食品の量。 [2024年12月05日(Thu)]
(1295)
 そういうわけで、人が1日に食べるべき各食品の量をここで定めることにしましょう。
 これは、座った姿勢で過ごすことの多い人(この本を読んでいるほとんどの男女がそうだと思います)にとっての必要量です。

 牛乳    2ポンド
 穀物(小麦・米・トウジンビエなどすべてを含めて)   6オンス
 葉野菜      3オンス
 その他の野菜   5オンス
 生野菜      1オンス
 ギー  1.5オンス    または   油  2オンス
 グルまたは白砂糖   1.5オンス

 その人の好みと経済状況によっては、新鮮な果物を加えても良い。
 いずれにせよ、1日に酸っぱいライムを2個食べるのは良い。
 
 果物を搾って作ったジュースは野菜と共に、あるいは水や湯に入れて飲むと良い。

 ここに示した重量は、すべて生の状態における重さである。

 私は塩の量については記しませんでしたが、それはその人の好みによって後から適宜加えれば良いのです。
 ・・・

                    

 食べ物についてのガンディーの話の続きです。
 過食や飽食を戒め、「自分の体の健康を保つのに必要な食物を過不足なく食べなさい」と彼は言っています。
 そして、ここでは具体的に食べるべき食品の量を示すのです。
 牛乳は、2ポンドだそうです。ポンドは重さの単位です。1ポンドは、約453.59グラムだそうです。牛乳の比重は水とほぼ同じで1立方センチメートル当たり約1グラムと考えられますから、2ポンドは約900立方センチメートル、つまり約0.9リットルということになります。そんなにたくさん飲むのかと感じるかもしれませんが、肉は食べないという前提であることに留意してください。
 穀物は、すべて合わせて6オンスだそうです。オンスも重さの単位で、1オンスは16分の1ポンドです。ということは、6オンスは約170グラムになります。トウジンビエは、(1273)で出て来ました。
 ギーは、牛乳から作る高純度のオイルです。(1285)
 グルは、含蜜糖の一種です。(1112)
 それから・・・
 
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