親からの悪い影響。 [2024年12月03日(Tue)]
(1293)
私たちをこの世に生み出した両親は、自己統制力を養うようなことはあまりしていないことが多いのです。そのような彼の生活様式や習慣は、ある程度子どもに影響を与えるでしょう。 妊娠中に母親が食べる食べ物は、必ずその胎児にも作用します。その子どもが生まれた後も、母親は子どもが望むままに美味な食べ物を何でも与えるでしょう。また、彼女自身が食べている物の一部を子どもにも分けて与えるでしょう。そのようにして、子どもの消化系は幼児期から良くないことを訓練させられるのです。 ・・・ 食べ物についてのガンディーの話(1292)の続きです。 要するに、「欲望が求めるものではなく、体が必要としているものだけを食べなさい」と彼は言っているのだと思います。しかし、現代社会ではそれがなかなか難しいのです。 まず、親の影響をガンディーは挙げています。彼は、藩王国の宰相の家に生まれたので、当時のインドの中では恵まれた環境の中で育ったのです。確かに、母親が食べる物はそのまま胎児の体にも入って行きます。また、母親などの養育者は当然自分が食べているのと同じような食べ物を子どもに与えるでしょう。だから、親世代の食習慣が子どもにも継承されることになるのです。 消化系というのは、口腔、舌、咽頭、食道、胃、十二指腸、小腸、大腸などのことです。これらが子どもの時から食べる物によって影響されることを、彼は「良くない訓練をされている」と表現しています。しかし、何より悪い影響を受けているのは脳でしょうね。 そして・・・ |