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三大栄養素と塩分、そして繊維。 [2024年11月10日(Sun)]
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 それでは次に、植物食と動物食の両方を食べる雑食について考えることにしましょう。
 人間の体を成長させたり日々の擦り切れを繕ったりするためには、組織を作る材料となる物質が欠かせません。ですから、そのような物質の供給源となる食べ物が人間にはどうしても必要なのです。
 さらに、エネルギー、脂肪、一定量の塩、それから不要物の排泄を助ける繊維質もまた食べ物には含まれていなければなりません。
 ・・・

                


 食べ物についてのガンディーの話の続きです。
 肉食の問題点(倫理面及び健康面)について述べた後、彼は植物食と動物食の両方を食べる雑食について語り始めます。
 まず、人間が健康に暮らしていくために必要な栄養素について彼は具体的に記述しています。第一に、体の組織(細胞)を作る材料となるもの(つまり、タンパク質のことですね)、それからエネルギー源(炭水化物と脂肪)、脂肪(エネルギー源のほか、「脂溶性ビタミンの吸収を助ける」「細胞膜や神経組織を作る材料になる」「ホルモンの材料になる」といった働きがあるそうです)、塩(塩は、「浸透圧を調整し細胞を正常に保つ」「神経や筋肉の働きの調整する」などの重要な働きがあるそうです)、繊維質の食べ物を摂ることが必須であると彼は言っています。
 そして・・・
 

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