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子どもは風の子。 [2024年10月14日(Mon)]
(1243)
 そういうわけで、空気に触れることを恐れなければならない人は誰もいないはずなのです。
 しかしながら、我が国民は一般に自分たちが行く所はどこでも太陽と空気が入らないような工夫をしています。それは、彼らの健康を損ねることなのですが。
 人はできるだけ、たくさんの新鮮な空気の中に身体を置いて生活すべきです。そのような生活様式を子どもの頃から養うようにすれば、体は丈夫になり、鼻風邪やその類の病気に苦しむことは皆無になるでしょう。

               (「Key to Health」1960年)
         

  
 「空気」は自然界を構成する五大元素の一つ(「風」)であり、人間の健康にとっても必要不可欠の要素であるというガンディーの話(1242)の続きです。
 ですから、「できるだけ新鮮な空気の中に身を置くような生活をせよ」と彼は勧めるのです。そうすれば、風邪など引かない丈夫な体になると言うのです。
 ちょっと乱暴な感じもしますが、日本でも昔から、「子どもは風の子」と言いますから、結構普遍性があるのかもしれません。
 もちろん、有害な化学物質・紫外線・放射線・電磁波などの心配をしなければならない現代では、これもかなり難しくて悩ましい問題になってしまうでしょうね。
 とにかく、これで五大元素と健康の話はおしまいです。
 続いて・・・
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