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結核でも、重症の潰瘍でも・・・。 [2024年10月12日(Sat)]
(1241)
 日光浴によって健康状態が改善したという人を私はたくさん知っています。それは、結核の療養法としても広く知られています。

 手に負えない重症の潰瘍でも、日光浴を行えば治癒することがよくあります。

              (「Key to Health」1960年)
 
            

 これも、(1239)と同じく日光浴を勧めるガンディーの文章です。本来は2つの文章なのですが、短いので1つにまとめました。
 彼によれば、日光浴によって健康状態が改善する例がたくさんあるそうです。
 結核は、結核菌という細菌による慢性感染症です。肺で起こることが多いそうです。昔は治療法がなく、致死率も高かったそうです。
 けれども、結核菌が日光の中に含まれる紫外線に弱いということは知られていたようです。ですから、結核の療養所は空気の清浄な郊外に建てられ(それは、感染を防ぐための隔離という意味もあったのですが)、そこでは日光浴も治療として行われていたようです。
 潰瘍というのは、粘膜や皮膚の表面が炎症を起こして崩れ、出来た傷が深くえぐれたようになった状態のことだそうです。「ただれ」と同じ意味のようです。例えば、胃の壁が傷付けられ欠損した状態のことを胃潰瘍というそうです。
 もっとも、胃の中に日光を当てるわけにはいきませんが。
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