• もっと見る
«8・9月定例学問会の報告(8)地方のサービスは営利事業ではない。 | Main | 結核でも、重症の潰瘍でも・・・。»
人目に触れない所で裸になるか、あるいは・・・。 [2024年10月11日(Fri)]
(1240)
 患者が寒いと感じる場合は、肌を覆う物を身に着けて太陽の下で横たわります。そして、彼がその状態に慣れていくに従って日光に当てる体の部分を徐々に拡大していくのです。
 塀で囲った個人所有の土地で、あるいはどこか人目に触れない場所で、人は何を着ずに太陽の光に当たる日光浴をペースを調整しながら行うことができます。もしもこのような場所がすぐに行ける範囲にないのであれば、一枚の布をしっかりと腰に結び付けて、あるいはランゴットを身に着けて、体の残りの部分がすべて太陽光に当たるようにすれば良いのです。

              (「Key to Health」1960年)  
  

 
 日光浴についてのガンディーの話(1239)の続きです。
 「日光浴は、できるだけ裸に近い状態でするべきだ」と彼は強調しています。恐らく、この時代はまだフロンガスによるオゾン層の破壊がなかったので紫外線の害は考慮しなくてよかったのかもしれません。
 というわけで、可能であれば素っ裸で日光を浴びるのが良いと彼は言っています。人目に付かない所では裸で、そうでなければ恥ずかしい部分だけを隠して全身を日光に当てなさいというのが彼の勧めです。
 ランゴットというのは、インドの褌(ふんどし)です。
   
   
トラックバック
※トラックバックの受付は終了しました

コメントする
コメント