（１２１２）
　砂だらけでもなく、どろどろでもない、沖積地で採った柔らかい粘土を使うのが安全です。肥料を入れた畑の土は決して使ってはいけません。
　土は、乾かしてから強く叩いて小さく砕き、きめの細かいふるいに掛けます。
　その清潔さが保証されていないならば、よく加熱して消毒します。

　　　　　　　　　　　　　　　　　（「Key to Health」1960年）



　これも、土を利用した自然療法についてのガンディーの文章です。
　泥の湿布は、いろいろな症状に対して効果があるそうです。（１２１０）しかし、土と言っても、土であればどんな土でも良いわけではありません。
　粘土はいいけど、肥料を入れた土ではいけないそうです。ということは、泥の湿布の有効性は生物由来ではない無機物の成分なのでしょうか。
　また、加熱消毒の必要性にも触れられていますので、菌の働きとは関係ないようです。