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小規模分散の経済が実現しなければ・・・。 [2024年08月05日(Mon)]
(1172)
 店舗は、全インド紡ぎ工協会(AISA)と全インド農村産業協会 (AIVIA)との共同で運営される必要があります。将来的には、その運営に協力したいと考える人々もそこに参加します。
 私の考えでは、この仕組みは経済の分散化が実現しなければうまく機能しません。
 分散化は、決してデメリットではなくむしろメリットなのです。

             (「ハリジャン」1942年1月18日)
 
 
   
 「糸を通貨として使う」というガンディーの提言についての話(1171)の続きです。
 糸を通貨として日用品を買うことができる店舗を彼は構想しているようです。その運営主体は、「AISA]「AIVIA」です。
 「A.I.S.A.」は、「全インド紡ぎ工協会(All India Spinners' Association)」のことです。(540)
 「AIVIA」は、(これは初めて出て来ましたが)「All India Village Industries Association(全インド農村産業協会)」のことだと思われます。
 ただし、「糸を通貨として用いる」というこの構想がそんなに簡単に実現できるとは彼も考えていません。このシステムが機能するためには、経済の分散化(現代風に言えば、ローカリゼーション)が実現される必要があると述べられていますが、逆に言えば、グローバルな市場経済の影響下に置かれている限りは、この構想も単なるユートピア的夢想論に終わってしまうだろうということでしょう。
 
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