• もっと見る
«6月定例学問会の報告(3)承認欲求と不安。 | Main | 第243回楽しく学ぶ歴史ゼミの報告(8)迫害にも負けず。»
動物の死体を運ぶ時の問題点。 [2024年06月21日(Fri)]
(1126)
 私は今、死んだ動物の体から取る皮のことしか考えていません。皮のために動物を殺すなんて、まったくとんでもないことです。
 村の皮なめし屋は、屠殺された動物ではなく自然死した動物の体だけを扱わなければなりません。
 しかし彼は、動物の死体を適切なやり方で運搬することができません。彼がそれを持ち上げたり引きずったりすることで動物の体に傷が付き、その結果として皮の商品価値が下がってしまっています。
 もしも、皮なめし屋がしている仕事がどれだけ有意義で尊いものであるかが村人や一般の人々に知られていたら、彼らはきっと、動物の皮を少しも傷付けずにその死体を運ぶ容易で単純な方法を提供するでしょう。
 ・・・ 


 
 ここからまた、皮なめしについての話に戻ります。
 ガンディーは、動物の皮の利用は否定しませんが、皮を取るために動物を殺すことには断固として反対しています。だから、死んだ動物の体から皮を剥ぐしかないのです。
 さて、動物の死体から皮を剥ぎ、「皮なめし」と呼ばれる処置(1098)を行うのが皮なめし屋です。
 ところが、牛の体は相当に重いので、それを運ぶのは大変です。恐らく、皮なめし屋は貧しかったので役畜などは所有していなかったのでしょう。重い死体を人間の力で引きずって運ぶなら、傷が付かないように配慮する余裕など当然ありません。けれども皮が傷付けば、商品としての価値も下がってしまうのです。そうなれば、皮なめし屋の所得を向上させることは難しくなります。悪循環です。
 この問題に関しては、村人たちの協力によって改善されるべきだという考えをガンディーは示しています。
 そして・・・
  
トラックバック
※トラックバックの受付は終了しました

コメントする
コメント