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糸を通貨として使う経済。 [2024年02月19日(Mon)]
(1002)
 私は自らの経験によって次のように断言します。
 都市においても村においてもカディを普及させるためには、それを糸と交換することによってのみ入手可能な品物にするべきです。そうしてだんだん、糸を通貨としてカディを買うことを人々が自ら求めるようになってほしいのです。
 しかし、もしも人々が自分の作った糸でカディを買おうとせず、ただ言われたから糸紡ぎをするというだけならば、非暴力によるスワラージ(自治)は実現不可能になってしまうと私は思います。
 ・・・
 


 これも、カディについてのガンディーの論説です。
 「カディを、糸とのみ交換できる品物にせよ」と彼は言っています。つまり、カディを手に入れるためには自分で糸を紡がなければならないということです。
 つまり、「糸紡ぎは、都市に住む人でも農村に住む人でもできる。だから、すべての人が自分の手で糸を紡ぐべきだ」と彼は言うのです。(965)
 「しかし、自分で糸を紡ぐのは大変だ。それよりはお金で布を買う方が良い」と思うかもしれません。しかし、自分で紡いだ糸で布を買えるなら、生活に必要なお金をそれだけ減らすことができます。つまり、資本家に対する労働者の経済的従属度を軽減することができるのです。そうすれば、支配されることも搾取されることも減らすことができるでしょう。だから、これが「非暴力による自治」につながるのです。
 ただし、「糸を紡ぐ」という行為は各個人の意思によって行われなければなりません。どんなに正しいことでも、強制ではいけないのです。
 そして・・・
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