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すべての産業を復活させるために。 [2024年02月08日(Thu)]
(991)
 けれども、もし村人たちが彼らの共同体を再建することができれば、彼らはきっと先祖たちがしていたような生活を再び始めるでしょう。そして、現在彼らが無為に過ごしている時間を有効に使い始めたならば、当然のこととして、ほかのすべての産業も復活を遂げることができるでしょう。

            (「ヤングインディア」1926年9月30日)
 
          

 「糸紡ぎこそが、大衆のための仕事である」というガンディーの話の続きです。
 (990)では、「糸紡ぎよりも稼ぎの良い仕事はあるかもしれないが、それに多くの人々が従事できるわけではない」と述べられていました。
 さて、これが書かれたのはイギリスによる植民地統治下で、インドの伝統的な村の自治は破壊されてしまっていました。(569)この自治的な村が再建されれば、村人たちはきっとかつての自給的な営みを再開するだろうと彼は言っています。
 なお、「無為に過ごしている」というのは、農村において農閑期にするべき仕事がなかった状況のことだと思われます。(969)
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