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労働と知性の離婚。 [2024年01月08日(Mon)]
(960)
 もしも議員たちが糸紡ぎの仕事に心を向けるようになれば、彼らはきっとその道具の改良法を思い付くでしょう。そして、新しい多くのことを発見するでしょう。
 我々の国では、本来一体のものであるべき労働と知性とがずっと絶縁状態にありました。その結果、社会が停滞してしまうことになったのです。
 この2つがここに示した方法で決して離れないように固く結び付けられるならば、本当に計り知れないほどの利益がもたらされることでしょう。
 ・・・



 カディ計画の一般原則についてのガンディーの話の続きです。
 ここで突然、議員についての言及がなされます。恐らくこれは、(952)で述べられていたこととつながっているのではないかと思います。
 つまり、議員などの知識人階級が一般大衆の行っている肉体労働に関わっていないので、人々の労働の仕方を合理的に改良させることができなかったということでしょう。
 このことは、原文では「労働と知性の離婚」と表現されています。面白い比喩ですね。
 そして・・・
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