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飢えた自国民のために・・・。 [2023年11月30日(Thu)]
(921)
 いずれにせよ、もしも飢えたヨーロッパのためにアメリカが自己の欲望を抑制するのであれば、我々インド人が自国民のためにこの小さな自己否定の行動をしないで良いはずがありません。多くの人々が飢えのために命を落としているのだとすれば、我々は自助の方法で最善を尽くしましょう。それによって、我々は国民の品位を高め、また信用を得ることができるでしょう。
 
                   (「ハリジャン」1947年10月19日)  
 


 食料問題についてのガンディーの話の続きです。
 アメリカのトルーマン大統領が、「自分たちの食料を少し減らして、ヨーロッパへの食料援助に回そう」と国民に呼び掛けたことを彼は高く評価しています。(920)そして、その自己否定の精神をインド人も見習おうと呼び掛けるのです。
 もちろん、この自己否定の勧めは飢えている人々に向けて述べられているのではありません。主に想定されているのは、宗教的な慣習あるいは戒律として自らの状況に応じて各自が自発的に行う断食のようです。(917)

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