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地表近くの浅い部分に住む細菌の働きによって・・・。 [2023年09月30日(Sat)]
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 さらに付け加えるなら、次のような事実も指摘できます。
 排泄物は、ほぼ1週間もすれば肥料に変えられます。それは、土の表面の6〜9インチ以内の浅い部分に生息する細菌の働きと空気及び日光の作用によるものです。だから、地表近くの排泄物は地中深くに埋められるよりもずっと速く素晴らしい肥料に変えられるのです。
 ・・・
 

 
 堆肥の活用についてのガンディーの話(859)の続きです。
 「有機物のゴミを地面に埋めて堆肥化すべし」ということを彼は盛んに説いていますが、それは主に人間の排泄物のことだったようです。
 有機物はもちろん土壌細菌によって分解されるのですが、その細菌類は地表近くに生息しているのです。考えてみれば当然で、自然界では動物の死骸にしても、糞尿にしても、枯れた植物にしても、落ち葉にしても、地中深くに埋められることはなく地表近くに堆積するものだからです。ミミズなどの土の中の小動物がそれらを食べ、その食べ残しや糞をさらに細菌などが食べて分解するのです。
 そう考えると、確かに地中深くに埋めるよりも浅く埋めた方が良いと思われますね。
 しかし・・・
             
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