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新しい時代の教師は・・・。 [2023年06月05日(Mon)]
(744)
 しかし、新しい時代の教師は一切そのようなことは気にしないでしょう。
 彼は、きっとこのように言うでしょう。「もし、私の教育によって生徒がより良い人間になることができたなら、私は自分の義務を果たしたことになる。私は自分に利用できるものをすべて利用し、自分にできることはすべてやった。私にとってはそれで十分だ。それ以上に望むものは何もない」。

                   (「ハリジャン」1939年2月18日) 



 教育についてのガンディーの話の続きです。
 「この国に必要なのは、燃え上がるような情熱と独創性を持った教育者である」と彼は述べます。そして、そのような教師たちは、「監督官の評価などを気にしてはいけない」そうです。(743)
 では、どのようなことを仕事の指針とするべきなのかと言いますと、「教育の目的、すなわち子どもの成長を実現できるような支援をすることができたか?」そして、「自分に可能な限りの努力を尽くすことができたか?」ということなのだそうです。
 それに比べれば、「上司からの評価」や「自分に対する報酬の多寡」などは、まったく取るに足りないことだと彼は言うのです。
 
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