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学校の自立経営とは。 [2023年03月29日(Wed)]
(677)
 そうすれば、すべての学校がそれぞれに自立的な経営をしていくことができるでしょう。
 政府は、各学校から子どもたちの作った手工芸品を買い取ることによってそれを支援すべきです。
 ・・・
 
 

 教育に関するガンディーの話の続きです。
 「子どもの教育は、その最初の段階から手仕事を通じた教育を行うべきだ(676)」と彼は言っていました。それは、手仕事を通じて五感によって学ぶことが教育として有効だからであるばかりでなく、学校の「自立的経営」にもつながるからです。
 つまり、子どもたちが作った手工芸品は政府によって買い取られ、それが学校の運営費になるのです。
 (672)によれば、この時政府が買い上げる価格は公定の価格であるべきだと彼は考えているようです。
 しかし、やはり収益を得ることは教育の目的ではありません。あくまでも、「手工芸を通じた教育は、純粋に最も良い成果を上げられる理想的な教育である」と彼は主張するのです。
 そして、さらに続けてガンディーは・・・
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