• もっと見る
«3月定例学問会の報告(5)競争に勝った者が生き残るわけではない。 | Main | しもかわ読書会3月例会の報告(4)少年は死を選んだ。»
最新コメント
最新記事
<< 2023年06月 >>
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30  
最新トラックバック
お勉強 (05/11)
教育の分野で大変遅れをとっているので・・・。 [2023年03月26日(Sun)]
(673)
 しかし、国民総体として見ると、我々インド人は教育という分野で大変遅れをとっています。だから、この点で我々の世代が自分たちに与えられた時間の中で国民に対する責務を果たすことは大変困難です。もしも教育のプログラムがお金に依存するものだとすれば、その見込みはないと言わざるを得ません。
 ・・・



 これも、教育に関するガンディーの論説です。
 「インドの教育は大変遅れている」とガンディーは率直に認めています。しかし、それは決して欧米の学校教育に比べて言われているのではありません。
 近代的な教育制度に対して彼は非常に批判的な見解を示しています。だから、「欧米のような学校制度が整っていない」「欧米と比べて学力テストの点数が低い」「教育内容や教育方法に関して、欧米の水準に達していない」というようなことを嘆いているのではありません。
 しかし、インドの教育が現状のままで良いとも考えていないのです。ただ、教員の養成、学校の建設、教材の開発と普及、教育法の発展及び深化・・・などを考えると、まったく莫大なお金が必要になります。そのお金が得られるような状況が実現するのを待っているなら、途方もない時間がかかってしまうと彼は現実を直視するのです。
 そして・・・
トラックバック
※トラックバックの受付は終了しました

コメントする
コメント