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アルファベットを教える前に、すべきこと。 [2023年03月02日(Thu)]
(653)
 初等教育に関する私の持論はこうです。
 最初にアルファベットを教えたり読み書きをさせたりすることは、子どもたちの知的な発達を阻害します。
 私は、子どもたちが歴史・地理・暗算を学んでその初歩的な知識を得るようになるまで、そして何らかの技術(例えば糸紡ぎなどの)を身につけるまでは、アルファベットを教えるべきではないと考えます。
 ・・・



 「ナイ・タリム(新しい教育)」についてのガンディーの話の続きです。
 ここから、初等教育のあり方についてガンディーは自らの持論を述べるようです。
 現代日本の初等教育(小学校)でも、最初は平仮名を教えます。英語圏であれば、アルファべットでしょう。しかし、最初に文字を教えることに彼は反対するのです。
 「文字を教えるより前に、歴史・地理・暗算を教えよ」と彼は言います。ということは、歴史や地理は教科書などを読むのではなく、恐らく語って聞かせることによって教えるのでしょうね。
 (627)で述べられていたように、「書物は必要ない。生活こそが書物である」というのが彼の考えなのです。
 そして・・・
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