（６３１）
　身体・知性・魂。これらは分かちがたい一つの全体を成しています。この考えに従えば、それらのうちどれか一つを他とは別のものとして発達させられると思うのは大きな間違いだということになるのです。
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　「ナイ・タリム（新しい教育）」についてのガンディーの話の続きです。
　「身体機能と精神機能の教育は並行して行われなければならない（６３０）と彼は言っていました。ここで「精神の」と訳したのは、原文では"spiritual"です。
　さらに、この部分では、はっきりと「身体（body）・知性（mind）・魂（soul）」の３つを明示して、「それらは分かちがたい一つの全体を成している」とガンディーは述べています。つまり、身体の一部である大脳の機能としての知性とは異なる（しかし、決して別のものではない）魂というものの存在を彼は確信しているのです。
　そして・・・