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村の自衛。 [2022年12月26日(Mon)]
(587)
 そういうことになれば、すべての村は自らの存立を自らの力で維持することができなければなりません。そして、村の諸問題を自ら解決していく能力を持つようにならなければなりません。極端に言えば、たとえ全世界を相手にしてでも自らを守るというだけの力を持つ必要があるのです。
 ・・・
 
 

 「独立達成後のインドにおけるパンチャーヤット」についての話の続きです。
 ガンディーは中央集権に強く反対し、「村の自治」に基づく地方分権体制を主張しています。(586)
 しかし、自治というのはつまり自立です。依存は従属につながります。何かに依存しながら自由であることはできないのです。ですから、村の安全及び秩序の維持さえも村自身が行わなければならないのです。このことは、(536)でも述べられていましたね。
 もちろん、ガンディーが言っているのは「強力な武器を持て」ということではありません。
 果たして、彼の考える村の自衛とは・・・
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