古い時代の趣を感じさせる良い言葉。 [2022年12月06日(Tue)]
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第12章 パンチャーヤットによる統治
独立を勝ち取るまでのパンチャーヤット (567) パンチャーヤット、古い時代の趣を感じさせる良い言葉です。 この言葉が文字通りに表している意味は、村人たちによって選ばれた5人の集まりということです。 ・・・ ここから、新しい章に入ります。第12章のテーマは、「パンチャーヤット」です。 パンチャーヤットとは、5人の成人男女によって構成される村の代表者会議です。「パンチャ」とは、サンスクリットで「5」の意味なのだそうです。(221) ガンディーはインド独立運動の指導者でしたが(この時代、インドはイギリスによって支配されていました)、単にイギリスからの国家の独立を目指すだけでなく、その先の国家の政治がどうあるべきかについても彼は明確なビジョンを持っていたのです。 ガンディーは、中央集権ではなく地方分権を主張しています。(247)そして、村の自治を担う機関として、インド古来のパンチャーヤットという慣習的な制度にとても大きな期待を寄せていたようです。 それから、さらに続けてガンディーは・・・ |




