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もし、先祖伝来の宗教に欠点があると思ったら・・・。 [2022年10月05日(Wed)]
※なぜか、(444)の後、(445)と(446)が抜けていました。というわけで、少し戻って(445)になります。


(445)
 それが、もっとも私の身近にある宗教だからです。
 もしも、その先祖伝来の宗教に欠点があると認識したのなら、私はその欠点を取り除くことによってその宗教に奉仕すべきなのです。
 ・・・



 
 「スワデシ」についての話の続きです。
 「スワデシ」は一般的には「国産品愛用」と説明されることが多いのですが、ガンディーは「スワデシとは精神である」と述べます。そして、何よりも先に言及するのは「宗教のスワデシ」なのでした。(444)
 このガンディーの主張に従えば、「人は、自分の生まれた地域で昔から信仰されている宗教を信仰すべきである」ということになります。
 しかし、そうなると、「それでは、信教の自由は認められないのか? どの宗教を信じるかは運命によって定められ、個人の自由意思によって選択することはできないというのか? 仮に、その宗教の教義や慣習などが自分の信念や価値観に反していたら、どうするのか?」というような異議がきっと提出されるのではないかと思います。
 ガンディーの答えは上に書かれた通りです。すなわち、先祖伝来の宗教に同意できない場合、「自らの意志を放棄して絶対的にその宗教(あるいは宗教的権威)に従え」というのではなくて、「その宗教の欠点を取り除くように努力せよ」と教えるのです。それは、その宗教に対する反逆ではなく、奉仕なのだそうです。
 インドの伝統的な宗教に対するガンディーの見解は、「ヒンド=スワラージ」にも示されていましたね。
 そして・・・
  

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