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競争とも対立とも無縁の生き方。 [2022年10月04日(Tue)]
(508)
 また、次のような意味においては受容的です。
 私の行う活動は、他者との競争とも対立ともまったく無縁の純粋な性質の奉仕なのです。
 「汝は汝自身のものを用いよ。汝の隣人のものを害しないようにして」
 この格言は、単に法律についてだけ述べられたものではありません。それは大いなる人生の原理である、愛のアヒンサーを正しく実践するための鍵となるものなのです。
 
                           (Natesan)
                     


 経済のスワデシについてのガンディーの話の続きです。
 「私の愛国心は、排外的でもあり、受容的でもある。自分の関心を向ける対象を生まれた国だけに限定するという意味では、排外的だ(507)」と言った後、ガンディーは上のように続けます。
 つまり、経済のスワデシというのは近隣地域で生産されたものを消費するということなのですが、それは決して外国との経済的な競争に勝つためではないのです。外国と競争するのでなく、対立するのでもなく、お互いに害を及ぼさないように自立的な経済を営んでいこうということでしょう。
 ここで引用されている格言は、"Sic utere tuo ut alienum non laedas."というローマ法に関するラテン語の格言なのだそうです(29)でも引用されていましたね。
 
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