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一見すると、諸外国を敵視しているように思われるかもしれないが・・・。 [2022年10月02日(Sun)]
(506)
 私が提案しているこのような生活の仕方は、一見すると生産物の供給先をインド国内に限定して諸外国を排除しているように思われるかもしれません。
 しかし、実際にはそれによって私はどんな国にとってもまったく害になりはしないのです。
 ・・・



 経済のスワデシについてのガンディーの話の続きです。
 「自分の家族に奉仕し、他の人々に危害を加えない(504)」という考えを、彼は一国の経済に当てはめます。すると、当然に地域で生産されたもの、あるいは国産品を推奨するということになります。今で言えば、「地産地消」ですね。
 しかし、決してこれは、外国製品の拒否あるいは排除ではないのです。「自由市場」というものを想定するならば(実際には、厳密な意味での「自由市場」など存在しないでしょうが)、国内製品と海外製品は各人が購買すべき商品として競合関係になるでしょう。つまり、一方を選ぶということは必然的に他方を忌避、敬遠、あるいは排除することになります。
 けれども、ガンディーが言っているのは、原則として地域内の直接的な贈与・交換・再分配・協同労働などによって入手することにし、市場における交換を行うならば局地的な市場だけにしようということだと思います。
 そして・・・
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