• もっと見る
«第224回楽しく学ぶ歴史ゼミの報告(3)藤原氏と平氏。 | Main | 第224回楽しく学ぶ歴史ゼミの報告(4)鹿ヶ谷の陰謀。»
満たされるべきなのは、正当な要求だけである。 [2022年09月28日(Wed)]
(502)
 私はそれによって裕福になれますし、自分の家族の様々な要求を満たすことができます。しかし、それは決して正当とは言えない要求です。
 そんなことをしても、私は国に奉仕したことにならないだけでなく、自分の家族に奉仕したことにもならないのです。
 ・・・
           


 経済のスワデシに関するガンディーの意見の続きです。
 「もしも、自分の家族に奉仕することだけを考えて、そのために他の人が苦しんだとしても構わないというような自己中心的な行動をしたら。例えば、他の人々を搾取した結果、自分が高給を得られるような職業に就いたとしたら・・・(501)」という仮定を設けた後、ガンディーは上のように述べます。
 つまり、「家族のため」というのは決して家族の要求を無条件に満たそうとすることではないのです。彼によれば、物質的・感覚的・情緒的要求が満たされれば満たされるほど人間が幸福になるわけではありません。人間の要求には、正当な要求と正当でない要求があるのです。
 他者を犠牲にすることによって得られるものは、決して正当なものではありません。だから、そのような利益を求めるのは「家族に対する奉仕」とは言えないのです。そしてもちろん、「国への奉仕」でもないのです。
 そして・・・
トラックバック
※トラックバックの受付は終了しました

コメントする
コメント