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皇帝のものは、皇帝に返す。 [2022年08月15日(Mon)]
(458)
 民衆の方から見れば、それはただ、「皇帝のものは皇帝に返す」ということに過ぎなかったのです。
 支配者に税金を納めさえすれば、そのほかのことはすべて彼らの思いのままにできたのです。
 ・・・



 「インドは君主制の国ではなく、共和制の国だった」というガンディーの話の続きです。
 実際には、インドは皇帝や王などによって支配されていました。しかし彼によれば、「支配者たちにできたのはただ、税金を徴収することだけだった」のです。(457)
 「皇帝のものは皇帝に返せ」というのは聖書にある有名な言葉ですが、その後に続くのは「神のものは神に反せ」です。つまり、国家権力に命令には全面的に従わなければならないのではなくて、「国家権力が定めた政治制度から何らかの恩恵を受けているのであれば、それに相当するものを国家に還元しなさい」ということでしかないのです。神が定めたものは神のものであり、決してこの世の支配者のものではないわけです。
 これと同様の趣旨のことは、(223)でも述べられていましたね。
 そして、彼はさらに続けて・・・
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