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お勉強 (05/11)
働かない人に無料で食べ物を与えることは・・・。 [2022年05月30日(Mon)]
食べ物を乞うこと

(380)
 健康な体を持っているにもかかわらず、自らの食べ物を得るために何らかの誠実な方法で働こうとしない人がいたとすれば、その人に無料で食べ物を与えるべきでしょうか?
 私のアヒンサーは、そのような考えを認めることができません。
 ・・・

 

 第7章「パンの労働」の締め括りの部分です。
 ここには、「食べ物を乞うこと(Beggary)」という表題が付いています。「私たちは、額に汗して働くことで日々のパンを得なければなりません(331)」と彼は言っているのですから、もちろん働かない人に食べ物を与えるべきではないということになります。つまり、ガンディーが考えている社会ビジョンは現代の福祉国家とは違っているわけです。
 しかしながら、彼が無制限の経済競争とその結果生じる生活格差を正当なものとしているのかと言えば、それも違います。(248)では、「食べる者や着る物がなくて困っているような人が誰もいないような経済を目指すべきだ」とも言っていました。
 要するに、「基本的人権としての生存権はすべての人に保障されなければならないが、生活に必要な物資を得る権利と労働する権利は同時に満たされなければならない」というのがガンディーの考えであると言えるでしょう。
 ですから・・・
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