静かなる革命。 [2022年05月21日(Sat)]
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このパンの労働の掟にみんなが従うようになれば、人間社会の構造に大きな変化が、すなわち革命が起こるでしょう。しかも、それはまったく騒乱を伴わない、言わば静かな革命なのです。 ・・・ 「パンの労働」についてのガンディーの話の続きです。 「すべての人は、自分自身の手を使って働くことによって自らのパンを得なければならない」。そして、「知的な労働に携わってもよいが、決してその対価を求めてはいけない(369)」と彼は言っています。 しかも、それは暴力による強制ではなく、各自の自発的な意志によってなされなければならないのです。(290) つまり、ガンディーは非暴力による社会構造の大変革(静かなる革命)によって真に平等な社会を実現しようというビジョンを示すのです。 そして、さらに・・・ |