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«今週の予定 | Main | しもかわ読書会12月例会の報告(15)寛容でなければならないという不寛容な主張。»
権利と義務、権利とそれを守るための方策。 [2022年01月24日(Mon)]
(259)
 どんな権利も、それと対をなす義務があります。また、その権利に対して何らかの攻撃を受けた場合の対抗手段がなければなりません。
 ですから、基本的な人間の平等性を守るということは、それに応じた義務とそれが脅かされた場合の対抗手段を見つけ出すことができるかどうかという問題にほかなりません。
 ・・・
        


 「すべての人に生きる権利はある」と述べた後、ガンディーはこのように続けます。
 「どんな権利も、それと対をなす義務がある」という言葉を耳にした瞬間に強烈な拒絶反応を示したくなる人もいるかもしれませんが、どうか、落ち着いて聞いてください。
 ガンディーが「すべての人に生きる権利はある」と言う時、それは国家から与えられたものではなく、神から与えられたものです。(249)だから、当然のことながらここで述べられている義務とは国家に対する義務ではありません。特定の人間や人間集団に対する義務でもありません。神に対する義務です。しかも、神によって与えられる権利は恩寵として与えられるものであって、決して義務を果たした報酬ではないのです。(そもそも、神に対する義務を完全に果たすことは人間にとって絶対に不可能なことですから)
 また、人間としての権利は単に要求しただけで実現するものではありませんから、ここで「権利が奪われたり脅かされたりした時に対抗手段」の必要性を指摘されているのはとても重要な点だと思います。
 そして・・・
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