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人々がどれだけ苦しんでいるか、政府に記録される情報を見ても分からない。 [2021年10月10日(Sun)]
(155)
 インドには、70万もの村があると言われていますが、そのうちのいくつかが、まったく文字通りに消え失せていっているのです。
 ベンガル州、カルナータカ州、そのほかインド各地で何千もの人々が飢餓や病気のために命を落としています。しかし、正確なことは誰にも分かりません。
 政府機関に記録されている情報をいくら調べても、村の人々がどんな苦境の中で喘いでいるかは少しも明らかになりません。
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 「都市を彩る華やかな富は、貧しい人々の流した血である(154)」という話の続きです。
 村では数えきれない人々が飢餓や病気のために命を落とし、「文字通りに村が消えていく」状況だとガンディーは言っています。ベンガルはインド東部、カルナータカは南西部の州です。この2つの州は、とりわけ惨状を極めていたのでしょうか。
 いずれにしても、政府機関はその実態をきちんと把握しているわけではありません。言うまでもなく、政府機関は都市にあり、ただ各地から寄せられる報告を書類で受け取っているに過ぎないからです。その辺りの事情は、21世紀の日本でもあまり違いはないのかもしれません。
 それにしても、「政府機関に記録された情報を見ても分からない」村の実情を、ガンディーは一体どのようにして知ったのでしょうか?
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