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 「下川わわわ大学」のイメージキャラクター
  「わわわだいがくん」
非暴力の集団的安全保障。 [2025年06月14日(Sat)]
(1482)
 自由と民主主義の国、インドは、他の自由な国々と喜んでつながり合うことでしょう。その目的は、侵略的な攻撃からお互いの国を防衛すること、そして経済協力です。
 ・・・

 

 悲願の独立を果たした後、自由と民主主義の国としてインドがどのように世界の他の国々と関わっていくべきかについて、ガンディーはこう述べています。
 自給自足の大切さを強調するガンディーですが、「独立とは、孤立することではない」(1480)とも言っています。そして、ここではさらに踏み込んで、他の国々との連携や協力についても言及されています。  
 また、「軍備増強などしなくても、安全保障上の不安を感じなくなる(1479)」と断言する彼ですが、もちろんその可能性をまったく考慮しないということではありません。侵略的な攻撃からの防衛の必要性も、彼はしっかりと認識しているのです。
 ただし、ここでは具体的に書かれていませんが、ガンディーが考えている侵略への備えは決して暴力によって対抗するということではないでしょう。戦争や侵略を防止するための非暴力的な取り組みを世界的な規模で広げていこうということだと思います。
 そして・・・
6月定例学問会の報告(2)やっぱり、いろいろ考えてしまう。 [2025年06月13日(Fri)]
 6月定例学問会の報告の続きです。

●2400万円も、一体どんなふうにして・・・。
●なんて、考えても仕方がないですね。
●どうしてチェックができなかったのか?
●職員の倫理観・意識の問題。
●組織の体質として、どうだったのか?
●もしかして、外部の組織との不正なつながりがあったりして。

 そして・・・



                (つづく)
"Sic utere tuo ut alienum non laedas." [2025年06月12日(Thu)]
(1481)
 法的な格言というものは、法の教えというよりも道徳の教えなのです。
 「汝は汝自身のものを用いよ。汝の隣人のものを害しないようにして」
 これは、永遠の真理であると私は信じています。

           (「ヤングインディア」1931年3月26日)             
 


 「プールナ=スワラージ(完全な自治)」についてのガンディーの話の続きです
 ここに書いてある「法的な格言」とは、ローマ法に関するラテン語の格言"Sic utere tuo ut alienum non laedas." です。この部分は、(29)と同じです。
 
独立とは、孤立することではない。 [2025年06月11日(Wed)]
(1480)
 私の考えでは、プールナ=スワラージというのは他と関わりを持たないという意味の独立ではありません。健全で尊厳ある独立です。
 私はとても熱烈な民族主義者ですが、決して排外主義者ではありません。ですから、どんな国民も、個人も、これに害を加えようなどという意図はまったく持っていないのです。
 ・・・
         

 
 これは、第1章の(28)で既に出て来た文章です。
 「プールナ=スワラージ」とは、「完全な自治・独立」という意味の言葉です。
 ガンディーは自らも認める熱烈な民族主義者(ナショナリスト)であり、民族の独立を強く願っているのですが、決して他の民族や国家と関わりをもたないこと(孤立)を目指しているのではありません。また、他の民族や国家を排斥したり否定したり憎悪したり軽蔑したりすること(対立)を志向しているわけでもありません。
 すべての民族が互いの独立性を尊重しあいながら、対等かつ互恵的な関係を維持していくことが彼の目指す国際社会のイメージなのです。
 さらに・・・
第253回楽しく学ぶ歴史ゼミの報告(4)兼好法師という人 [2025年06月10日(Tue)]
 5月29日の楽しく学ぶ歴史ゼミの報告の続きです。

●貴族の文化や仏教的な美意識を大事にしていたように思われる。
●当時は、歌人として名が知られていた。
●しかし、武士の立場にも理解を示している。
●有力な武士のラブレターを代筆したと「太平記」に書かれている。
●「名人」とか「道」を評価していた。
●いろいろな話が出て来るので、多くの人に会って話を聞く機会があったのではないか。
●世捨て人だが、様々なことに興味を持っていたらしい。

 そして・・・

                 (つづく)
6月定例学問会の報告(1)またまたニュースに出てしまった下川町。 [2025年06月09日(Mon)]
 昨日は、モレーナで6月定例学問会を開催しました。
 参加者は3人でした。
 
●下川町が、またニュースに出ましたね。あんまり良いニュースではないけど。
五味温泉の不正経理問題
●北海道新聞にはずいぶん早く記事が出たけど、どうして分かったのかな?
●五味温泉のウェブサイトには、5日に公表されている。
●発表が早かったのは、良かったですね。
●これからどうなるのか、いろいろ心配だなあ?

 そして・・・

                     (つづく)
外国からの侵略を防ぐのは軍備ではない。 [2025年06月09日(Mon)]
(1479)
 そして、インドは国民の大きな負担となる軍備増強などしなくても、安全保障上の不安を感じなくなるでしょう。
 その国内経済こそが、外国からの侵略に対する最も強力な防壁になるのです。
               
            (「ヤングインディア」1931年7月2日)   
 


 「インドが自給自足の国になれば、強欲な帝国主義国による侵略の対象になることもなくなるだろう」というガンディーの主張(1478)の続きです。
 帝国主義国が植民地を必要とするのは、それが自国の利益になるからです。「ヒンド=スワラージ」では、「彼らが海外領土を所有しているのは、すべて商業的利益のためです」と断言されていました。ですから、自給自足の国であれば、仮にこの国を武力で征服したとしても、侵略する国にとってはコストに見合うメリットはないということになるでしょう。トルストイの「イワンの馬鹿」に出て来るイワンの国も、まさにそのような寓意を含んでいるのではないかと思います。
 そういうわけで、「軍備を増強するよりも、自給自足の国になった方が安全保障になる」と彼は言うのです。
 もちろん、天然資源が豊富だったり、戦略上の要地だったりする場合は、それほど単純ではないかもしれませんが、いずれにしても安全保障にとって最も本質的な問題は軍備や軍事同盟ではないというのは確かでしょう。
5月定例学問会の報告(10)消費税 [2025年06月08日(Sun)]
 5月定例学問会の報告の最終回です。
 
●消費税はなくした方がいいと思うけど・・・。
●軽減税率とか、仕組みが複雑そう。
●やっぱり、難しいのかなあ?
●社会保障の財源は・・・。
●最近、国はいろんな人から社会保険料を集めようとしている。


 「下川わわわ大学」の6月定例学問会は、今日、6月8日(日)です。
5月定例学問会の報告(9)ネコザメ [2025年06月07日(Sat)]
 5月定例学問会の報告の続きです。
 
●ネコザメというサメがいるそうです。
●でも、あんまり猫には似ていない。
●ネコザメの卵の大きさは?
●卵から孵ったら、すぐに独力で生きていく。
●たくさん卵を産んだり、少し産んで確実に育てたり。
●本能と学習。
●いろんな生き物がいますね。

 そして・・・
                (つづく)
5月定学問会の報告(8)ヒルやブヨの存在意義。 [2025年06月07日(Sat)]
 5月定例学問会の報告の続きです。
 
●ヒルやブヨは、一体何のために存在しているのだろう?
●それは、何かあるんじゃないの?
●血を吸うのは、まあ分かるけど・・・。
●どうしてかゆくなったり痛くなったりするのか?
●自分は有害な生き物ですよとアピールしているのか?
●自分に嚙まれないように注意せよと警告しているのか?
●うーん、不思議だなあ。

 そして・・・
                (つづく)
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