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 「下川わわわ大学」のイメージキャラクター
  「わわわだいがくん」
必要なのは、機械ではない。 [2024年04月21日(Sun)]
(1065)
 機械化によって村人たちに仕事をもたらすことはできません。それを可能にする方法は、彼らがこれまで従事していた村の産業を復活させることなのです。

             (「ハリジャン」1934年11月16日)


 
 これも、村の産業についてのガンディーの意見です。
 工場で(つまり機械を使って)生産される製品が普及することによって、インドの村の産業に従事していた人々の仕事が奪われてしまっていると彼は言っています。(1051)
 機械を使えば少ない労働力で大量の製品を作ることができます。それは効率が良いとも言えますが、別の見方をすれば、労働者の仕事が減ってしまうということでもあります。それは、労働というものの価値を低下させるということでもあります。それは結局、人間よりも資本が尊ばれる社会になってしまうことにつながらないでしょうか?
肉を食べない人は、全粒粉や玄米を食べるべき。 [2024年04月20日(Sat)]
(1064)
 人々が肉の食料を手に入れることができ、肉食に抵抗を持たない所では、精白麦や白米を食べても健康に害はないかもしれません。
 しかし、インドでは大衆が肉を口に入れることはできません。肉食に抵抗がない文化の地域でも、貧しさのために肉を食べることができないのです。このような国で、健康維持に欠かせない栄養素を含んだ全粒粉や玄米を人々から奪うのは本当に罪深いことです。
 
             (「ハリジャン」1934年11月16日)
 


 精米工場や製粉工場の製品が村に及ぼす影響についてのガンディーの話(1063)の続きです。
 工場で作られた小麦粉や白米は、手工業によってそれらを生産している村人たちの仕事を奪ってしまうだけでなく、国民みんなの健康も損なってしまうと彼は言っています。
 工場で作られた精白麦や白米は、胚乳以外の部分は除去してしまいます。だから、おいしいと言えばおいしいのですが、デンプン以外の栄養素は捨ててしまっていることになります。
 これに対して、全粒粉や玄米には胚芽などが残されているので、ビタミンやミネラルも豊富に含まれているのです。
 肉を食べればビタミンなども摂取できますが、インドのように宗教的・経済的理由で人々が肉を食べられない国では全粒粉や玄米は欠かせない食品なのだと彼は力説しているわけです。
しもかわ読書会3月例会の報告(9)水は命の源。 [2024年04月20日(Sat)]
 「しもかわ読書会」3月例会の報告の続きです。

 ●写真を見ると、用水路ができる前と後では風景がまったく違う。
 ●やっぱり、水は命の源なんですねえ。
 ●水があり、動植物が生きていける環境がある。
 ●そのような生態系の中でこそ、人間は生きていける。
 ●水は、恐ろしいものでもある。
 ●自然と人間の関係を見直す必要性。

 それから・・・
                       (つづく)
精米工場や製粉工場が、国民の健康を損なっている。 [2024年04月19日(Fri)]
(1063)
 工場製の布は、村の人々の仕事を奪ってしまいます。
 しかし、精米工場や製粉工場は、非常に多くの貧しい女工たちを失業させるだけでなく、全国民の健康を損なう原因にもなってしまうのです。
 ・・・


  
 これも、村の産業についてのガンディーの論説です。
 「多くの人が工場製の布を買うようになると、手紡ぎ・手織りの布(カディ)を作る村人の仕事が奪われてしまう」。これは、彼が何度も繰り返していた主張です。(1046)
 しかし、ここでは精米工場や製粉工場の製品が村に及ぼす影響について述べられています。昔は麦や米の外皮を外す過程も手作業で行われていたのです。だから、工場製品が村に入って来ることによってそのような仕事をしていた村人(その多くは貧しい女工だったようです)が失業してしまうということです。
 さらに、それは「人々の健康にも悪影響を及ぼす」と彼は言っています。
 これは一体どういうことかと言いますと・・・
機械化は善にも悪にもなる。 [2024年04月18日(Thu)]
(1062)
 成し遂げようとする仕事に対して人手が足りないのであれば、機械化も結構なことでしょう。
 しかし、人手がたくさんあるのに、それを必要とする仕事の方が足りない時は、機械化などしてはいけません。現在のインドは、まさにそういう状態なのです。

                 (「ハリジャン」1934年11月16日) 
 


 機械化についてのガンディーの見解です。
 機械については、かなり否定的な考えを彼は提示しています。(117)
 ここでは、「機械化が必ずしも絶対的に悪いのではなく、その社会の状況によってその是非が違ってくる」と述べられています。すなわち、「土地が広く、資源が豊富にあり、そして需要も大きいのであれば、機械化が好ましい結果をもたらすかもしれない。しかしインドは非常に人口が多い。そして、物資が足りないわけではない。だから、効率性よりも多くの人々が仕事を分かち合い、みんなが生活していけることの方が大切なのだ」という見解を示しているのです。
 これは、現代においてはあまり多くの賛同者を得られない主張だと思います。しかし、よく考えてみてください。機械化によって確かに生産性は向上しました。社会全体の物質的豊かさは飛躍的に増大しました。けれども、その豊かさによる恩恵は適切に分配されているでしょうか? 人々は幸福になっていると言えるのでしょうか? むしろ、社会の中の矛盾や格差は昔よりも深刻さを増しているのではないでしょうか?

第242回楽しく学ぶ歴史ゼミの報告(1)北条時宗 [2024年04月18日(Thu)]
 昨日は、第242回「楽しく学ぶ歴史ゼミ」を開催しました。
 前回はフビライ=ハンについて学びました。フビライと言えば、元寇です。なので、今回は日本の側から見た元寇について考えたいと思います。その時の執権は、有名な北条時宗ですね。

●北条時宗は、鎌倉幕府の第8代執権。
●この頃は、北条氏の本家(得宗)が執権を世襲する体制が確立していた。
●だから、時宗は幼少の頃から将来の執権の地位が約束されていた。
●学習漫画では、武芸に励む少年・時宗の姿が描かれている。
●そこに、一人のお坊さんがやって来る。
●「父上!」と言って駆け寄る少年。
●北条時宗の父は、お坊さんだったのか?

 ・・・
                  (つづく)
村の産業が消え去れば、村は滅びてしまう。 [2024年04月17日(Wed)]
(1061)
 村の産業が消滅すれば、それは結局、インドにある70万の村が滅びてしまうことになるでしょう。

                 (「ハリジャン」1934年11月16日) 

 

 これも、村の産業についてのガンディーの論説です。
 村の産業とは、昔から村で行われていた小規模な手作りの産業のことです。。(1051)では、カディ(綿布)、サトウキビ、玄米などが挙げられていました。これらの産業がなくなれば、村が滅びてしまうと彼は言っています。
 この頃、インドには70万の村があったようです。(1031)
 日本にも、かつては山の奥にも小さな島にもたくさんの村があったのです。不便と言えば、今よりも遥かに不便だったでしょう。だから、過疎化の原因は生活の不便さというよりも「村の産業」がなくなったからだと言えるのではないでしょうか?
 
第241回楽しく学ぶ歴史ゼミの報告(10)ハイドゥの乱。 [2024年04月17日(Wed)]
 3月13日の楽しく学ぶ歴史ゼミの報告の続きです。

●戦いは、まだ続く。
●オゴタイ=ハンの孫、ハイドゥが反乱を起こす。
●ハイドゥは戦いに敗れるが、諦めることなく死ぬまで抵抗を続けた。
●フビライは次々に起こる反乱を鎮圧したが・・・。
●戦争はずっと続いた。
●強大な権力者のフビライも、病気には勝てずに80歳で亡くなった。


 次回は、今日、17日(水)です。
緩慢な餓死に向かう・・・。 [2024年04月16日(Tue)]
(1060)
 村人たちはだんだん大地を引っ搔いて行う農業しかできなくなり、その日暮らしの状態に追い込まれています。農地が狭くて地形も平坦ではないので、インドで農業をしても決して十分な収入は得られないのです。しかし、そのことを知っている人は今日ほとんどいません。
 村人たちは生死の境をさまよっています。彼らは借金に苦しめられています。彼らにとっての人生は、まるで緩慢な餓死に向かう過程のようです。

                 (「ハリジャン」1934年11月16日) 


 
 これも、インドの村人たちの苦しい生活について述べたガンディーの文章です。
 当時のインドの村の悲惨な状況は、(173)などにも記されていましたね。
 その原因を、彼は「村の産業が衰退してしまっているから」であると考えているようです。(1051)かつては、農業以外の副業が村人たちにとって重要な収入源だったと思われます。
 インドは広い国ですが、人口も多いので、一人当たりの農地は狭くなってしまうのでしょうね。また、地形も平坦ではないようです。ということは、日本の農業と似た状況なのでしょうか。
  
   
4月定例学問会の報告(1)自治基本条例に係る意見交換会。 [2024年04月16日(Tue)]
 一昨日は、モレーナで4月定例学問会を開催しました。
 前日行われた自治基本条例に係る意見交換会の話も出ました。

「住民の学びを考える会」の学習会をきっかけにして・・・。
●議員さん・行政の方・地域住民が共に学ぶ場が設けられました。
●「下川町自治基本条例」及び「下川町議会基本条例」についての解説。
●そして、意見交換など。
●今後も、このような取り組みを続け、学びの輪を広げていきましょう。

 そして・・・

                (つづく)
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