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人生のアルバム本作り ・・・・私の父の場合  [2013年01月16日(Wed)]


人生のアルバム本作りの番外編?実験編?として

細見さんが、私の父のアルバム本作りをしてくれている。

昨年12月に2回、一月に1回で

だいたいのアルバム本の材料(聞き取りと8枚の写真セレクト)がそろう予定だ。

アルバム本の完成は

具体的に目に見えるわかりやすい「結果」ではあるのだが、

実際には、家族である私にとって、そして、語っている父本人にとっても

そこに至るプロセスの意味のほうが大きいと実感する。

アルバム本作りは、写真を元にご本人が語るのを聞き手が聞きとりまとめるのだが、

人によって、一枚一枚について詳細を語れる人もいれば、

ざっと見た写真をヒントに、写真を離れて自分の人生について語る人もいる。

父の場合は、後者であった。

多くの高齢者の場合、

整理好きの人を除いて、

ゴチャゴチャと山積みされた

あるいは、たくさんのアルバムの写真の中から、

これ、と言う何枚かの写真を選択するのは、けっこうハードルの高い作業なのではないか

と思う。

集中力もその日の体力により違う。

聞き取りの時間帯も関係あるのかもしれない。

父の場合、写真を選ぶのは私(家族)の作業であり、探すのにはやはり時間がかかる。

何せ、母が亡くなった後も、家の整理はあまりやれてないのだ。

場合によっては、家族と一緒に作業出来るお年寄りもいるのかもしれない。

初日の聞き取りの日、だいたいはわかっているつもりだったが、

祖父についての印象、終戦の日のことや、

第一子の死産の話など、

細見さんの聞き取りの横で、私が生まれて初めて聞く話がたくさんあった。

2回目は、ちょっと話すのがしんどそうだった。(疲れていたのか?)

実の親子であり、嫌なところもいろいろあるのだが、

大正生まれの一人の人間が

どういう人生を送ってきたのか、少し離れた見方をすることに近づける。

家族に細見さんの様な聞き取りのできる他者が介入することにより、

日々の父のありように

今までは気付かなかった発見がいくつも出てくるのだ。

家族と共に作る人生のアルバム本・・・・

というのもありだ、と思う。

ごしま




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