11/6「金茶会」レポートA [2011年12月08日(Thu)]
金茶会レポートーA 2011,11,6(日) 出前編 お一人暮らしのお宅を2軒訪問させていただく。 思い出の一品をめぐって異世代とお茶を飲みながら交流 出前班メンバー : 児玉(聞き手)、細見(ナビ)、古川(撮影) @13:00−14:30、 A15:00−16:30 @Bさん(80代後半)宅 思い出の品は・・・ 長年の住み込みの仕事先の犬とそのご主人が映っている写真。 犬の名はブー。いつも話しかけていた。 子供のころからのご苦労された様々な話。 20過ぎの頃、愛知の軍需工場で働き、そこでもらっ たアメなどを京都の店の人に持ち帰っていた。 だから今でもアメは好き。 空襲のときは低空飛行で銃を撃つ兵士の顔が見えて怖 かった。 一緒に働いていた男性二人に両脇を抱えられて防空壕に走った。 足は宙に浮いて生きても死んでもいいという気持ちだった。 でも二度とあんな目には遭いたくない。 俳句 宙に浮き 駆け抜けた夜 ブーとともに (児玉作) これからも 思い出増えてく 日記帳 (Bさん作) ![]() ![]() ![]() ACさん(80代後半) 思い出の品は・・・ 嫁入りの時母からもらった正月用の御膳といちま人形 ミシン 夫の転勤で全国各地を転々としたが、 このミシンはいつも一緒だった。 子供の洋服もこのミシンで縫った。 今は頼まれてペンケースを作ってます。 窓辺に座ってこのミシンをふんでいる と近所の方などが声をかけてきてくれる。 年を取って目が見えにくくなっても、糸は通せる。 手が覚えているんでしょう。 俳句 庭眺め ミシンふみつつ 想い紡ぐ (児玉作) 若さとは 輝きありと 思いしこの日 (Cさん作) ![]() Bさん、Cさん ステキな思い出の品物を見せていただき、 お話を聞かせていただいてありがとうございました。 いつまでも、お元気でお過ごしください。 |