こんにちは、事務局です。
ブログ更新、ずいぶんとご無沙汰してしまいました。。。
あけましておめでとうございます(遅い)
2013年も渡良瀬エコビレッジをよろしくお願い致します。
農作業の方は比較的落ち着いているのになかなかブログを書かないのは、、
それだけが理由ではありませんが、4月に大きなイベントを企画しているからなのです!
和綿を中心につながった皆様と一緒に展示イベントをおこなうことになりました。
オーガビッツさん、ポータークラシックさんと一緒に取り組んできた和綿ストール作りも
なかなかお披露目する機会も作れなかったり、
前から交流のある栃木県益子町の日下田藍染工房さんの
とても素晴らしい益子木綿と藍染・草木染めの、本物の手仕事を見ていただきたい、
など、色々なタイミングが重なり、開催することにしたのです。
内容はまた追ってご紹介していきますが、ひとまず最初の告知ということでお知らせします。
日程は2013年4月19日(金)、20日(土)、21日(日)の3日間、渡良瀬エコビレッジの場所で開催です。
このイベントのために作るものもいろいろあります。本当に楽しみにしていてください。
先日、その日下田藍染工房さんにお邪魔してきました。
江戸時代からそのまま残っている藍甕がならぶ家屋。
関東大震災、東日本大震災にあっても壊れることなく現役でいられるのは
そこで働く人たちがいるからでしょう。
藍甕が72個並び、4つで1組になっていて、真中に火床があるのです。
寒々とした土間の作業場で、もくもくと作業をするなか、心地よい音が。
仕上げの工程で、出来上がったものをしなやかに、
そして目をつめる効果がある「砧打ち」という作業を見ることができました。
もういつから使われているのかわからない、御影石の台は上面がぴかぴかに光り
樫の木槌も木とは思えない色味に経年変化しています。
本当に、日下田さんのところでは今では考えられないような素晴らしいものが生まれていて、
自分で和綿を栽培して、糸を紡ぎ、織って、染色して作る益子木綿は
日下田さんが先代から作っているもの。
一応、栽培から一通りの工程を知っている者としては本当に信じられない手間をかけているのがわかります。
ただただ、ため息が出ます。しかも繊維の短い茶綿を多用しています。。。すごい。。。。。。。
写真でも技術の高さが伝わってきますが、実物はもう本当に、すごい存在感と繊細さに驚くばかり。
茶綿を藍で染めているので、白に藍をかけるより、とっても深い藍色が出ていて
それと茶綿の自然の色とのコントラストが本当に素晴らしいです。化学染料ではぜったいに出せない色、風合い。
こんな素晴らしいものも、今回のイベントでは見られることができます。
(購入もできるようにします)
めったにない、ものすごい集まりになると思うので、がんばって素敵なイベントにしたいと思います!!
ブログで、参加していただく皆様のことを少しずつご紹介できれば面白いかもしれませんね。
どうぞ楽しみにしていてください。