柏餅作り&里山田植え レポートその2 [2010年05月31日(Mon)]
柏餅作り&里山田植えイベントが終了しました!
<レポートその2> いよいよ昼食の時間。 今回はこんなメニューでした! (写真、ブレてる上に画像荒くてすみません。代用のデジカメです。。。) できたてのグリーンピース入りちらし寿司 油揚げと大根の自家製味噌汁 レタスと大根と玉ねぎとサツマイモの柚子ドレッシングサラダ 自家製白ゴマ豆腐 この中でもゴマ豆腐はこの日の朝作ったばかりの一品。 ゴマをすって、裏漉しして、葛で煮詰めるのですが これがまた手間のかかる…。 そして裏漉しで使っていた木べラを一本折りました(笑) そんな苦労をした甲斐あって、 食べた瞬間「んー!!!!」というおいしさ!(どんなおいしさですか) 大好評だったようです。料理担当のお二人、ご苦労さまでした。 お昼を食べて少し休憩。。。 これから田植えですからね。 ゴロンと横になりたい気持ちはわかりますが、ご遠慮ください。 そして、いよいよ里山へ出発です。 各自の車で移動。途中ではぐれないように7台連なって出発しました。 去年は確か…途中ではぐれて、迷って なかなか到着しなかった記憶がありますが、今年は無事はぐれずに スムーズに移動できました。 車を駐車して、歩いて棚田のある「見明(みみょう)」エリアへ。 やはり、山の中へどんどん近づくと気持ちが良いものです。 曇っていても、色濃い緑が視界に広がり癒されます。 10分程度で棚田へ到着すると 「わぁ〜すごい。きれい!」と声が。 確かに下から見る景色と全然違うんですよね。 この場所からは、それほど山奥じゃないのですが 人工的なものが見えなくて急に別世界に来たような感覚になります。 今回田植えをする場所以外は、ほとんど田植えを終えています。 皆さんにはもち米を植えてもらいます。 収穫祭で玄米餅を食べたり、お赤飯にしたり エコビレッジには欠かせないものですから、責任重大ですよ〜。 田植え用の長靴にはきかえて、準備が整ったら みんなで、神様に無事に稲作が終わり、豊作になることをお祈り。。。 理事長がまず田植えのお手本を見せます。 「足跡をムダにつけないように、水鳥になったような気分で植えてください」 すっすっと、あっという間に2列植えてしまいました。 やはり動きが全然違いますね。 理事長のように、とは言いませんが、 皆さん感謝の気持ちを込めて植えてもらえればきっと大丈夫!なはず。 それでは皆さん田んぼに入りましょう! 最初は田んぼに入るだけでも、慣れない人はてんやわんや、です。 こわいですよね〜。 「歩けない〜」「足がハマった〜!」 それでも、やらないと田植えはできませんから 張った糸を目印に、苗を片手に持ち植えていきます。 がんばれ〜!おーっとここで強力な応援が! 田楽、農楽の楽隊です! 力強い太鼓のリズムで体が躍ります。 田植えチームの田植えのペースも上がってきました。 だいぶ水鳥の気持ちになってきたようです。 里山の田んぼは粘土質なので、一層歩きづらいんですよね。 でも、沢の水とこの土は本当にすばらしいのです。 大人と小学生高学年の田植えチームをよそに 子どもチームは沢へ遊びに。。。 ドジョウや沢蟹、メダカやザリガニがいるんです。 この日はメダカとザリガニがいた模様。 そして、一方田植えチームは約30分で一面の田植えがおわりました〜! 「アイタタ腰が…」なんて声もありましたが 皆さん一仕事終えた充実感で笑顔!天気も崩れず終わって良かった〜! そして、少し肌寒くなってきたので 七輪で温めたビワ&玉ねぎ茶とお待ちかねの柏餅でおやつ! 自分たちで植えた田んぼを目前に 一息ついて食べる柏餅は格別のおいしさ! 昔なら当たり前のことだったかもしれませんが、 本当にこうやって過ごせることは幸せですね。 自分でやってみないとわからない感覚や気持ち。 やってみて初めて味わえることや学ぶこと。 そういうことを大事に大事に、伝えて残していきたいと思います。 今回ご参加いただいた皆さん、ありがとうございました! 追記後日レポート… 皆さんと植えた田んぼ。 稲がだいぶ浮いて来てしまっていたようです。 やはり足跡に稲を植えてしまうと浮いてくるようですね。 土をならしながら、稲を植えていくって慣れないと結構難しいのです。 でも、また来年、リベンジしましょう!笑 次回の里山を訪れるイベントは 6月20日のエコツアーと7月25日のツリーハウス、ピザ作り体験です! ご参加お待ちしています! *年間イベント日程表をアップしました* 去年以上に、シカやイノシシの被害が心配される里山です。 収量が少なく、手間がかかる里山の棚田も存続の危機に瀕しています。 これから稲作が始まり、獣害対策への費用や人手が必要になります。 多くの人に里山を体験していただき、 その場所の大切さや現状を知ってもらいたいと思います。 皆様のイベントや活動へのご参加、会員の会費等により 私たちのNPO活動が支えられています。 改めて、ご支援ご・協力をお願い申し上げます。 |