11月13日グリーンツアー午後の部 [2010年11月15日(Mon)]
11月13日におこなったエコツアーの午後の部。 眠い瞼をこじ開けて エコビレッジで使う薪が置いてある薪小屋や わたらせ未来基金のみなさんと作っているヨシの腐茎土を見学してもらいました。 薪小屋をいっぱいにすると約15トン。 それだけでは足りないのですが年間約20トンの薪をエコビレッジでは使います。 薪ストーブや五右衛門風呂。そして出た木灰は綿畑にまいています。 ヨシの腐茎土は切り返しの工程がおわり、今月末に袋詰めされる予定。 12月にまた、渡良瀬遊水地でヨシ刈りがおこなわれます。 おそらく、ヨシの腐茎土作りをおこなっている場所は全国でも3か所程度。 簾にヨシズ、かつては大切な生活資源だったヨシ、 渡良瀬遊水地では現在ほぼ野焼きされている状態。 そして、秋野菜の収穫体験、ということでニンジンの畑へ。 まだまだ葉っぱが青々としていてきれいです。 「ちょうどいいのを抜いてください」と理事長。 欲張って大きいのを見つけて抜いてみると 急激に太りすぎて割れていたりします。。。 ちょうどいい、って難しい。 エコビレッジのニンジンには肥料をあげていません。 それでもニンジンは立派に美味しく育ってくれます。 納得のいく(?)ニンジンを収穫してエコビレッジに戻り 薪割りと綿くり体験に移ります。 人数が多いので2班に分かれての体験。 事務局のわたしは綿くり担当です。 ほとんどの人が綿を摘んだら、すぐ糸紡ぎ!と考えるようですが とてもとても重要な工程があります。 それが綿くり。綿くりをしなければ加工はできません。 しかも、この綿くりがとても時間のかかる工程。 糸になって織って布になるまでには長い長い道のりがあるのです。 綿くりには性格が表れるような気がしますが この日は皆さん概ねお上手(笑) せっかちな人や「たくさん一気にやりたい!」という人は なかなかうまくできないんですが、最初から、なかなか上手でした。 そして、薪割り組とチェーンジ! 中には小さい頃やったことがある、という方もいて ブランクはありつつも、やはりやってみると上手。 小さい頃に覚えた感覚ってなくならないものですね。 小学生の女の子が半分の薪を割った後 「丸太から割りたい!」と粘っていました。 すごい!すごいですよ。大人顔負けでした。 こうして、あっという間に一日が終わり また帰りには天ぷら油バスに乗って帰路につきました。 帰り道も混んでたかなぁ。 一日、無事に終わり、今日は皆さんが摘んだ綿を干しています。 また、遊びに来てくださいね。 次のツアーは1月30日(日)玄米餅つきのツアーです。 *ツアー情報はこちら* エコツーリズムネットワーク・リボーン http://reborn-japan.com/ |