わくわくクラブ稲刈りの回終了!A [2009年09月28日(Mon)]
第4回 わくわくクラブ稲刈りの回レポート(後編) サツマイモ掘りで、秋を実感し始めてもらえたところで 隣町の里山まで、移動開始 あき津亭から30分弱かかります 今回は里山で昼食を食べてもらいました 稲刈りのときは、食事に時間がかからないように シンプルなものを食べるのが本当です 今回は、そういったことを考えてシンプルだけどおいしいものを、と考えました 竈で蒸かした栗おこわとけんちん汁、そしてお漬け物に野草茶 栗とササゲがたくさん入ったおこわは 昨年この里山でとれたもち米を使用しました シンプルですが贅沢な秋の味覚ですね みなさんおかわりしてくれて、おいしく食べていただきました 棚田を目前にしたロケーションもあってか、食欲がいつもより増しますね そして、休憩した後は いよいよメインイベント稲刈りの開始です が、ね、ねむい…ウトウト まずいぞ、まったりし始めた… 「ドン!」「はっ!何の音だ!」 スタッフがなんと大きな太鼓を持ってきていたのです 農事には田楽や豊年太鼓など音楽は深い関わりがあるようです なんだか、やる気になってきました まずは、ハゼかけするためにハゼをたてます 台風などが来ても倒れないように、バランスよく立てます けっこう難しい… そして、鎌を使った稲の刈り方、稲の結び方を教えてもらい いざスタートです 刈り残しがないように、端から順番に刈っていきます 鎌を引くのではなく、まわすようにして… そして、刈り取った稲を数束まとめて藁でしばります それを偏らないようにハゼかけをします 一か所にかけてしまうと、バランスを崩して倒れてしまいます 稲を刈り取っていくと 田んぼにはたっくさんのカエル、特にトウキョウダルマガエルが… また、川みたいな匂いがすると思ったら ザリガニの死骸やサワガニも出てきました 田んぼには、シカが踏み荒らした跡がありましたが イノシシは降りてきていないようです まだ山の方に、雑木林が残っているため食糧になるものがあるので 人里の方には来ないのです でも、植林されたスギだらけの山では食糧がない獣が山を降りてきてしまうんですね だから、いろんな植物や生物が存在することが自然界のバランスを保っているんです そして、思ったよりも早く田んぼ一枚を刈り取ることができました ハゼにもいっぱい稲がかけられ、棚田の様子も少し違って見えます これから20日ほど、天日干しをして追熟・乾燥させます そして籾すりをして稲作は終わります 後は玄米や白米として、食卓に… あと数日は、残った田んぼを稲刈りしなければなりませんが 今年のお米の味はどんな味か、楽しみです 最後にハゼかけをバックにみんなで記念撮影 (写っていない方も数名います…すみません) みなさんお疲れ様でした!そしてありがとうございました! 今回は、新たに会員になってくださった方が6名もいらっしゃいました。 今後も活動を継続して、みなさんと一緒に いろいろなことを体験し、感じ、学んでいける場所にしていきたいと思います。 次回は、11月に収穫祭を行う予定です ご興味のある方は、ブログをチェックしていてくださいね |