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和棉の様子は・・・ [2012年06月25日(Mon)]

こんにちは、事務局です!

夏至が過ぎて、沖縄も梅雨明けしたそうですね。

暑い夏がもうすぐやってくるのでしょう。

今年は冬も長かったし、梅雨もあまり気温が上がらないので

わたしも和棉たちも暑い夏を期待しています・・・。

和棉たち、順調に発芽しまして

その後は畑の地形や土の養分・水分の関係で場所によって生育はバラバラです。

台風は来るわ、それ以外でも大雨が降るわで

元々は水はけがいい畑に作っていますが

それでもまっ平らではない畑の

低いところには土の水分がずっと多く留まってしまって和棉には良くありません。

ワタはもともと乾燥・暑さを好みますからね。。

そしてこの時期に来てしまった台風のおかげで

まだまだ和綿が小さい部分では泥水を被って

倒れて折れたり、土が被ったままそこから枯れていったり。

10年以上作り続けていも、毎年毎年、大きくなるまでは難しいものです。

Facebookの方にはたま〜に作業中の写真をアップしたりしますが

作業中に写真を撮るって意外と大変なのです。

本当はもっと細かく撮った記録をアップしていきたいのですが

もともとマメな性格ではないもので・・・(笑)

なので写真は同じものになりますが、草取りはこんな感じでやっております。

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これはイバラキ種の草取りを始めた最初の頃の写真です。

なので、この写真のときより和棉は少し大きくなっています。

まずは耕耘機で畝間を耕して、草をかきます。

その後、和棉を倒さないように、畝間が広いところに入って

左右の和棉の根元に生えている草や畝間を鎌で綺麗に草を取っていきます。

ずーーーーーっと地を這う草取り。

今年は涼しさに助けられていますが、本当はもっと暑い方が良い。。。

1畝、向こうにたどり着くのに、慣れていても2時間はかかります。

草取り慣れていない人だと半日はかかりますね。

取った草は運び出すので、写真のようにある程度まとめて置いていきます。

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移植もしています。

梅雨の時期にやらないと、一度根を切った和棉は

すぐに暑さや陽射しで萎びてしまうので

曇りや雨の日に移植作業は適しています。

もうすぐ移植作業は終わります。

ポットに播いた和棉たちも茨城種は移植し終えました。

500個くらいあったかな!?

虫に食べられたり、枯れて欠株しているところを探して

スコップで掘ってそこにポットから出したワタを植えていきます。

移植する前にポットにはたっぷり水をあげておいてくださいね。

そうすれば、土が固まって移植するときも根を切らずに移植しやすいですし

移植後に天気が良くなっても枯れることなく元気に育ってくれます。

しかし、今の時期はまだまだ根切り虫に食べられてしまうので

移植したワタをまた食べられてしまう!なんてことは良くあります。

でもワタだけを食べるわけでなく、雑草も食べています。

なので、草取りするときはちょっと微妙な気持ちですが

雑草が生い茂るとワタの生長を妨げてしまうので、多少は仕方ないのです。

ある程度の大きさになれば、和棉自体がしっかりとしてくるので

虫も食べづらくなってきます。

そうなってきたら、最終的な間引きをして残す和棉を決めていくわけです。

まだまだ、今年の和棉栽培ははじまったばかり!

茨城種、会津種の草取り&最初の間引きが終わって

茨城種の補植が終わって、、と思ったら最初に草取りしたところが

もう草生えてきてる!(笑)エンドレス草取り。

でも今年は雑草の勢いもあまり良くないですね。寒い。

今日も寒い。そして雨が降って来ました。

皆さんも体調管理には気をつけてくださいね!

もっと写真をとって、できるだけ和棉栽培のレポートもできたら・・・

と思ってはいます(笑)

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