4月から明治大学公共政策大学院(ガバナンス研究科)で2年間学ぶことになりました。
明治大学公共政策大学院は、大学院の中でも、専門職大学院と言われているもので
主に社会人を対象に、研究者というよりは高度専門職業人を要請することを目的とする大学院です。
私が通うことになった明治大学公共政策大学院は、以下のことを目的として掲げています。
公共政策学の研究と教育を通して、地域住民と自治体による政策創造を支援するとともに、地域の政治・行政に携わる首長・議員などの政治家、公務員、市民社会の担い手である市民、企業人、NPO・NGOなどの非営利組織の職員、様々な専門分野で社会貢献するプロフェッショナル、そしてこれから公共政策分野でのキャリアを目指す人や公務員志望の卒業生を対象に、高度な専門知識と政策立案能力、地域における調整力と問題解決能力及び国際的な視野を備えた職業人を育成することを目的としている。 主に公務員の方が多いと聞いていますが、履修モデルには「公共の創生」としてNPO向けのものがあり、
「様々な専門分野で社会貢献するプロフェッショナル」を対象にして、
様々な能力や視点等を備えた職業人を育成することを目的としている、というところに惹かれました。
また、NPOの研究をされている先生が何人もいらっしゃり、行政法などの法律や税制、会計、ガバナンスなど幅広く学べること、社会人大学院であるため、授業は平日の夜間と土・日で、仕事の影響を極力減らせることができること、また、出来る限り対面で授業を受けたいと思っているので、事務所、自宅から通いやすいことも大きなポイントでした。
具体的にどのようなことを学んでいきたいのか、ということは次回以降に述べますが、根本的な問題として、約40年前に大学に入学しましたが、その大学生活が、満足できるものではなかった、ということがあるように思っています。
19歳で大学に入学しましたが、入学できたことに満足してしまい、何を学んでいいのか、目的も曖昧で、どんな人間になりたいか、どんなことで世の中に貢献したいのか、志もありませんでした。
そのため、青年海外協力隊に参加して税理士を志そうと思った28歳まで、迷走を続けました。
大学入学から40年がたち、もう一度原点に返って、大学で学んでみたい、そして、税理士として、税務と会計の専門家として、世の中に貢献したいという、この40年で手に入れたものを携えて、学んでみたい、と思うようになりました。
大学で学ばせてもらえることに対して、家族の応援、職場の理解、入学させていただいた明治大学公共政策大学院への感謝の思いを持ちながら、2年間勉強をしていきたいと思っています。