2019年03月27日(Wed)
一般財団法人か公益財団法人か
遺贈寄付の税務について連続で見てきました。
前回は、一般社団・財団法人の場合と、公益社団・財団法人の場合に、遺言による寄付に相続税が課税されるかどうかの違い、つまり、租税回避行為とされるかどうかの違いを見てきました。 今回は、それ以外の税制上の違いを見ていくことにします。 特に、ここで問題になるのは、財団法人を設立する場合です。 財団法人は、設立者の意思を実現するために存在する法人ですが、その設立者の意思を実現するために、一般財団法人にするのか、公益認定を取って、公益財団法人を目指すのか、ということは大きな問題です。 今回は、財団法人を作る場合に、一般財団法人と公益財団法人の違いを見ていきたいと思います。 |