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2019年03月01日(Fri)

NPO法人とみなし総会
内閣府のホームページあるNPO法のQ&Aを解説しています。

https://www.npo-homepage.go.jp/qa

今日は、15回目のQ&Aです。

2011年の改正内容についてのQ&Aで,みなし社員総会についてです。

下記のユーチューブもご覧ください。

https://www.youtube.com/watch?v=qHxGqGsnLu0


青字はQ&Aの内容、黒字及び赤字は私の解説です。

1-2-5 社員総会においていわゆる持ち回り決議が可能になった(法第14条の9)のはなぜですか。 【第14条の9】




A:

内部の意思決定手続きを簡素化できるようにするためです。



<解説>

社員総会のみなし総会決議が2011年改正で導入されました。

みなし社員総会について規定されたNPO法14条の9をもとにして解説します。


第十四条の九 理事又は社員が社員総会の目的である事項について提案をした場合において、当該提案につき社員の全員が書面又は電磁的記録(電子的方式、磁気的方式その他人の知覚によっては認識することができない方式で作られる記録であって、電子計算機による情報処理の用に供されるものとして内閣府令で定めるものをいう。)により同意の意思表示をしたときは、当該提案を可決する旨の社員総会の決議があったものとみなす。



社員総会をわざわざ集まって開催せずに、メール等で社員の全員から「賛成」の意思表示があったら、社員総会の議決があったものとみなす規定です。

社員数が少ない法人で、社員の全員からメールでちゃんと連絡をもらえるようなところにとっては非常に有効な規定です。

ただし、注意点がいくつかあります。

@「社員の全員が同意の意思表示をすること」が条件ですので、社員数が多いところは難しいですし、社員のうち、連絡が取りにくい人がいるようなところは難しいです。

A集まらずに、メールで決議をするのですから、提案される議題については丁寧な説明が必要です。

B社員の全員からの同意があったことを明確にできるように、社員から送られてきたメールは、印刷あるいはpdfで保存するなどしておいたほうがいいかと思います。

Cみなし社員総会の議事録は残しておいてください

みなし社員総会の記載例は、下記にありました。

http://www.city.yokohama.lg.jp/shimin/tishin/ninsyou/seiritsugo/teikanhenko/minasisoukaikisairei.pdf



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