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2010年04月10日(Sat)

寄付金の50%税額控除へ
昨日、「新しい公共の円卓会議」の5回目が行われました。


この円卓会議は、Ustream(私も初めて知りました)というので、実況生中継がされていて、私も全部生で見てしまいました(首相出席の会議が生中継で見れるなんてこれ自体がすごいことです。けっこう感動しました)


アーカイブは下記から見れます


円卓会議アーカイブ


ここで、鳩山首相が、国が認定した特定非営利活動法人(NPO法人)に個人が寄付をした場合、寄付金額の半額相当を所得税から差し引く方針を表明しました。


また、この仕組みを適用する上限額を所得税額の25%とする考えも表明しました。


リーダーシップの欠如が指摘されている鳩山首相ですが、この問題についてはすごいリーダーシップを発揮しています


50%控除というのは、かなり思い切った割合で、行政と寄付者が一対一でマッチングする、つまり、新しい公共を支える財源を民間と行政が折半するという思想があります


鳩山首相も、「市民が1寄付をしたら、国が1支援をする。フィフティ・フィフティがいい」という発言をされていました


税額控除の割合以外の要件については、昨日のブログに書いていますのでご覧ください


市民公益税制PT中間報告


ちょうど、4月23日のシーズの月例報告会で、


今年こそ認定NPOになろう!〜認定NPO法人制度・寄付税制入門セミナー〜


をやります


22年度の税制改正でも認定NPO法人制度はけっこう変わりましたので、現行制度と22年度改正がどう変わったのかの話が中心の予定でしたが、さらに23年度にはどう変わりそうなのか?という話も入れていこうかと思っています


月例報告会についての詳細や申し込みは下記からできます



シーズ 月例報告会


しかし、これだけの制度が付与されると、NPOに対する世間の目は相当厳しくなると予想されます。


NPO法人の姿勢が今後はますます問われると思います


NPO法人の会計基準を民間主導で作ろうという、NPO法人会計基準の作成に追われていますが、NPO法人の信頼性の向上という視点を重視しているので、どんぴしゃのタイミングなのではないかと思ったりしています


6月か7月に最終報告の予定なので、こちらも注目されるといいな、と思っています


みんなでつくろう!NPO法人の会計基準


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