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2007年11月19日(Mon)

社会保険と130万円
 先日、このブログで配偶者控除の件を書きました。

 特に、「収入を103万円以下にすべきかどうか」ということについて書きました


@確かに奥さんの収入(給与収入とします)が103万円を超えると旦那さんが配偶者控除を受けられなくなる

Aしかし、103万円を超えても、配偶者控除が受けられない代わりに配偶者特別控除が受けられるので、奥さんの年収が103万円を超えることで夫婦合算の手取りが少なくなることは基本的にはない

Bしかし、配偶者特別控除を受けられない、旦那さんの合計所得金額が1000万円を超える場合には、やはり103万円が重要になる

C旦那さんの会社が、奥さんが配偶者控除に対象になるかどうかで扶養手当を支給するかどうかを決めているような場合には、やはり103万円以下であるかどうかは重要


ということを述べました

*便宜上、旦那さんが主に働いていると仮定しました

 結論としては、特殊な場合(旦那さんが相当の高額所得者であるなど)を除いては、103万円はあまり気にする必要はないということでした。

 しかし、この103万円よりも重要な壁として社会保険の130万円の壁があります

 所得調整を考えるのであれば、多くの人は、こちらの方がずっと重要になります。

 今日は、この社会保険の130万円の壁について説明します

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11月27日にNPO事業サポートセンターで、「年末調整の実務手続き」を開催します。

NPOの会計、総務担当者あるいは理事が、一人で年末調整ができるようになることを目指しています。

申込、詳細はここにでています。




1.130万円の壁とは 

 社会保険には、健康保険と年金(国民年金又は厚生年金)があります。
 
 社会保険は、旦那さんが会社員で、健康保険や厚生年金に入っている場合には、生計をともにしている奥さんは、働いていても、収入が少なければ、扶養者として、社会保険料を支払わなくてもすみます。

 つまり、扶養になれば、奥さんの健康保険や年金保険料が旦那さんの保険料から負担されます。

 しかも、奥さんが扶養になるかならないかで旦那さんの保険料に違いがないのです。

 そして、この「扶養になるかどうか」の基準が、奥さんの収入が130万円未満であるかどうかなのです。


2.扶養を外れるとどうなるか 

 社会保険の扶養者であれば、健康保険料や年金保険料を支払う必要がありません。
 
 扶養を外れると、奥さん自身が健康保険料や年金保険料を支払うことになります
 
 勤めているNPOが社会保険に加入しており、下記の資格取得条件を満たしていれば、NPOと折半して社会保険料を支払います。

 もし、NPOが社会保険に加入していない、あるいは、奥さんが下記の条件を満たしていない場合には、国民健康保険と国民年金を全額自分で支払うことになります。

 だから、130万円は重要です。

 *社会保険の資格取得条件:
   1日の労働時間がその会社の正社員のおおむね4分の3以上、かつ1ヶ月の勤務日数が正社員の所定労働日数のおおむね4分の3以上であること。



3.メリットもある


 年収130万円以上になると、保険料を支払わなくてはいけなくて大変だと思われるかもしれませんが、下記のようなメリットもあります


 @厚生年金に加入した場合に、将来もらえる年金が増える可能性がある

 A会社(NPO)の健康保険に加入すると、加入者本人しか適用されなかった傷病手当金や出産手当金などの給付を受けることができる


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