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2020年11月09日(Mon)

新設されたひとり親控除と改正された寡婦控除C
令和2年の税制改正項目である、新設されたひとり親控除と改正された寡婦控除について解説しています。

下記のユーチューブにアップした内容をブログにしたものです。

https://www.youtube.com/watch?v=mdqCQFJRQ44

今回は、従来の寡婦(寡夫)控除にどんな問題があったのか?ということです。


2.従来の寡婦(寡夫)控除の問題点

従来の寡婦(寡夫)控除にはいくつかの問題点が指摘されていました。

@ 最大の問題は、未婚で子供がいる方が寡婦控除を受けられないということでした。

さらに、寡婦控除が受けられないことによって、公営住宅の入居資格や保育園の保育料にも影響するという問題が指摘されていました。

寡婦控除の趣旨は、「ひとりで子供を育てたり、家族を扶養する必要がある者は、職業選択も制限されるなど、税金を払える力が少ないので、考慮する」ということでした。

未婚で子供がいる方というのは、職業選択などの面でも、一番厳しい状況にあるのではないかと思います。

そういう方には寡婦控除がなく、寡婦控除がないために課税所得が増え、所得税額が増えます。

その結果、税金が増えるだけでなく、公営住宅の入居要件に引っかかり、入居できなかったり、保育園の保育料が高くなるかどの影響がでていました。


A もう一つの問題は、男性と女性の扱いの差です。

女性は、合計所得金額が500万円を超える場合も寡婦控除があるし、子供がいなくても、扶養親族がいる場合には寡婦控除があります。

また、配偶者が死亡した場合に、終身で寡婦控除が受けられる制度もあります。

一方で、男性は、生計一の子供がいる場合、つまり、シングルファザーで、合計所得金額が500万円以下の場合のみに寡夫控除が受けられました。

明らかに男女で取り扱いに差があります。

男女平等が叫ばれる中、税法は、あきらかに男性と女性に差を設けているわけです。


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