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2020年11月06日(Fri)

新設されたひとり親控除と改正された寡婦控除B
令和2年の税制改正項目である、新設されたひとり親控除と改正された寡婦控除について解説しています。

下記のユーチューブにアップした内容をブログにしたものです。

https://www.youtube.com/watch?v=mdqCQFJRQ44

今回は、従来の寡婦(寡夫)控除の歴史的な経緯です。


(3) 寡婦控除(寡夫控除)の歴史的経緯

寡婦(寡夫)控除は非常に複雑ですが、歴史的経緯を知ると、少し理解ができます。

以下、時系列でみていくことにします。

@ 寡婦控除は、昭和27年にできた制度です。

 寡婦控除は、戦争未亡人を救済するためにできた制度で、この時点では女性だけに認められた制度でした。

A 昭和47年に改正があり、従来は、子供を含めて扶養家族がいることが条件でしたが、この時に、死別で、扶養なしの場合にも、合計所得金額が500万円以下の場合には、寡婦控除の適用が受けられるようになりました。

死亡の場合には、扶養なしでも受けられるということは、再婚をしなければ、あるいは合計所得金額が500万円をこえなければ、一生寡婦控除が受けられるということです。

 寡婦控除は戦争未亡人の方を想定してできた制度ですが、昭和47年にもなると、お子さんが独立されて、扶養家族ではない方も増え、ご両親も亡くなられている方も増えてきました。

 そういう方にも、一生寡婦控除が受けられるようにしようということで、この改正がされたそうです。

B 昭和56年に、男性の場合にも、生計を一にする子供がいる場合、つまり、シングルファザーについても、合計所得金額が500万円以下であれば、控除を受けられるようにしました。

これが「寡夫控除」です。

C 平成元年に、特別の寡婦ということで、シングルマザーの方については、合計所得金額が、500万円以下であれば、8万円の上乗せをして、35万円の控除が受けられるようになりました。



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